聴診はベッドサイドにおける心臓病患者の診察で最も大切な臨床手技(clinical skill)であり、医師のみならずナースや医療関係者が是非とも修得すべき技術である。 従って高齢者の診療や在宅診療には、最も簡単でしかも重要な検査法と考えられる。
現在、世界中で広く使われているLevineによる心雑音の強度
:聴診器を胸壁からはなしても聴こえる強い雑音 | |
:非常に強いが、聴診器を胸壁から離すと聴こえない雑音 | |
:第II度と第V度の中間で強い雑音(スリルを触れる) | |
:第II度と第V度の中間で弱い雑音 | |
:聴診器をあてるとすぐに聴こえる弱い雑音 | |
:聴診してしばらくは雑音の存在が明らかにできないきわめて弱い雑音 |
:聴診器を胸壁からはなしても聴こえる強い雑音 |
:非常に強いが、聴診器を胸壁から離すと聴こえない雑音 |
:第II度と第V度の中間で強い雑音(スリルを触れる) |
:第II度と第V度の中間で弱い雑音 |
:聴診器をあてるとすぐに聴こえる弱い雑音 |
:聴診してしばらくは雑音の存在が明らかにできないきわめて弱い雑音 |