Body Symptoms

全身の症状

あなたの症状は?

全身の症状

あなたの症状は?

風邪をひき、ひくとなかなか治らない。

だれでも、風邪を引いた経験はお有りのことだと思います。
しかし、風邪には大きく2種類のものがあることをご存知でしょうか?
まず最初のものは、急激な温度変化によって起こる鼻粘膜や上気道(鼻、のど、気管など)の刺激が、くしゃみや咳などの症状になって現れる現象です。これが俗に言う風邪のひき始めの症状です。その後、体力が弱っていると、連日の疲労がたまっているような場合、この寒さや温度変化が原因となって風邪をひきこんでしまうのです。
もう一つの風邪の原因は色々な細菌や、ウイルス(ろ過性病原体という非常に小さな病原体)の感染によって様々な症状を起こすものがあります。
一 多くの場合、抗生剤を飲むと2~3日ですぐによくなるのですが、「風邪を引くとなかなか治らない」のは疲労がたまっていたり、体力が低下している時には外部の刺激に対して抵抗力が弱っているため、僅かな刺激によってもそれが、何時までも身体に影響を与えているためと考えられます。

 

かぜ薬をのむと神経質になり、自律神経失調となる。

自律神経失調症という言葉でどういう症状を表現されているのか、正確には分かりませんが、確かに風邪の時は、苛々して様々な症状がでることは確かです。
このとき、風邪本来の症状と薬の副作用の二つの要素を考えないといけません。
風邪で特に熱がでていたりすると、発汗、動悸などが起こります。また、消化器症状のでる風邪の場合は、むかつきや下痢も来します。これらの症状は自律神経失調症状と似ています。また、これだけの症状がでると、当然神経質にもなります。
次に、薬の副作用ですが、普通、風邪薬として良く処方される抗炎鎮痛剤や抗生物質は、その副作用として、むかつき、下痢などの消化器症状を起こすことがあります。従って、これらも同様に自律神経失調症状と似通っています。
また、これらの症状が風邪で薬を服用したときに何回か起こると、強迫観念を持ってしまい、それ以後、風邪でどんな薬を飲んでも、動悸、発汗などの本当の自律神経失調症状を起こすという可能性もあります。

 

小学生のころから体質が弱く、灼熱感があった。

私達のからだには、外から絶えず様々なストレスがかかってきます。例えば、真夏の暑さや真冬の冷気といった環境の変化から、通勤時の満員電車における物理的なストレス、大切な人を亡くした時や、多くの人の前で話しをする時にかかる精神的ストレス。これらのストレスが身体に悪い影響を及ぼさない様に、私達の身体は反射的に、しかも無意識のうちに反応して一瞬のうちに調節をしています。その調節を担っているのが自律神経です。自律神経は、血圧の調節、胃腸の様々な活動、排尿や発汗、体温の調節といった身体の様々な重要な機能を調節しています。
血圧を上げ、脈を速くし、体内の全ての活動を活発にするのが交感神経で、逆に身体の活動を休める方向に調節するのが副交感神経と呼ばれるものです。車のアクセルの役目をするのが交感神経で、ブレーキの役目が副交感神経と考えれば分かりやすいでしょう。私達の身体は、このアクセルとブレーキを無意識の内に反射的に使い分けて、身体を常にもっとも適した状態に維持しているわけです。
しかし、時には誤ってアクセルを踏み込んだりするように、交感神経がほんの僅かの刺激に対して、必要以上に反応することがあります。子供時代には身体だけでなく、この自律神経反射の発達も十分でなく、うまく調節できていなかったと思われます。一般には睡眠不足や過労時など、体調が優れない時には特に起こりやすいのですが、身体が「カッカッと」火照るように感じたものと思われます。このような時には、静かにゆっくりと深く呼吸をして呼吸を整え、十分な休養をとることで解消します。規則正しい生活をし、適度な運動で身体をいつも鍛えておくことが必要でしょう。

 

毎晩夢をみるため、熟睡した気がしない。

睡眠は、眼球運動の激しいREM(Rapid Eye Movement)睡眠と眼球運動のほとんどないnon-REM(non-Rapid Eye Movement)睡眠の二つに大別されます。
通常はnon-REM~REM睡眠のサイクルを一晩に4-6回程度繰り返します。全睡眠の20-25%がREM睡眠です。REM睡眠中は通常夢を見ており、睡眠サイクルにしたがって約90分毎に夢を見ていることになります。REM睡眠は睡眠の後半になるにつれて時間が長くなり、夢も長くなります。またnon-REM睡眠中に起こされても夢を覚えている人は少ないですが、REM睡眠中に起こされると80%の人が夢を覚えています。
従って、睡眠サイクルの最後のREM睡眠で目覚めると長い夢を覚えているため、夢をみて熟睡した気がしないと感じるのでしょう。
でも心配は無用です。夢をみるREM睡眠はnon-REM睡眠より深い睡眠ですので、実際は熟睡しているのです。

 

一晩中扇風機をかけっぱなしにしていたら、翌朝全身がしびれた感じになった。

全身がしびれた感じになったという意味が、正座を長時間した時にしびれがきれたようにジンジンと感じたのか、もしくは何となく全身がだるかったのか。また、しびれた感じがどれくらいの時間続いたのかわかりませんが、身体の周りは体温で温まった薄い空気の層があり、体温を維持するのに役だっています。
長時間扇風機に当たっているとその温まった空気の層が常に入れ替わるため、皮膚の表面は体温が下がります。体温が下がると皮膚の血管は体温が逃げないように収縮して血液のながれが悪くなります。
正座をしてしびれる時も正座で血液のながれが悪くなった後、再び血液が流れるようになり、溜まった老廃物や酸度の変化で感覚神経が機能異常をきたし、しびれを感じます。一晩中扇風機に当たった後も、収縮していた血管が体温を上昇させるために拡張して血液のながれが増加し、同じ様な理屈でしびれを感じたと思われます。
身体がだるくなるのは、体温低下に対して、一晩中エネルギーを使い熱産生して疲労するためです。

 

寒くなってから、体がしびれるような感じである。

体がしびれるような感じは、皮膚への血液の流れや体の表面における知覚神経の働き具合と関係があります。寒くなって体のしびれを全身に感じる場合は、寒さのため全身の小さな血管が収縮して、一時的に血液の流れが低下することにより起こります。
右手と右足のみがしびれているときは、脳の左側における血管への血液の流れが悪くなっていることによります。逆に、左手と左足がしびれる時は、脳の右半分へ行く血管への血液の流れが悪くなっています。症状が一時的な場合は、脳血管のけいれん、長く続く時は、血管がつまったり、破れて出血により脳細胞が傷ついて発生します。両方の手や足が同時に等しくしびれるときは、首、胸、腰の骨の間から出ている神経の症状で、年をとってこれらの骨に変化が起こるための症状です。
また、両手の先、手のひらや両足の裏側だけがしびれる時は、糖尿病、長期間の酒類の飲み過ぎ、極端に偏った食事によるビタミン不足などが原因になります。
したがって体のどの部分がしびれるのか?、一時的なしびれか?、ずっと続くのかどうか?、が重要なポイントになります。

 

身体全体がしびれたようで不自由である。

この訴えにある「身体全体」、「しびれたよう」、「不自由」、という3つのキーワードは、どれもすこしあいまいな言葉なので、文字通りにとると見当ちがいになる心配があります。実際に本人に会って詳しくお聞きする必要がありますね。このキーワードから私が考えたことを書いてみます。
まずはじめに、どのくらい「重症」であるかです。全身が麻痺して立ち上がることもできないのか、「しびれ」で仕事も手につかないのか、など、お会いすればすぐわかることなのですが、文章での解釈は難しいですね。
「身体全体」とは、その言葉どおり、あたまのてっぺんから足のさきまでまんべんなくでしょうか、とくに強く感じる場所や、右と左の違いはありませんか?「しびれたよう」とは、電気にかかったようにピリピリするのでしょうか、それとも触ったことがわかりにくいのでしょうか、あるいはまた、動かすことができないのでしょうか?<br/ > 「不自由」とは、だるい感じだけなのか、あるいは、力がない、ものをもてない、立てない、歩けないといった運動の障害があるのでしょうか?
総合的に推測しますと、脳の血管障害などの重要な病気あるいはその前兆、薬の副作用、栄養の偏り、単なる疲れまで、いろいろな状態が考えられます。いつ頃から症状が出たのか、経過をじっくりとお聞きしなくてはならないのと、もちろん診察が必要ですね。

 

風呂に入ると酔ってしまい、身体の調子がくずれる。

日本式の全身高温入浴(40~43℃)の循環動態に及ぼす影響は、年齢、基礎心疾患の有無とともに入浴温度により異なる。
40℃の入浴では温熱作用により末梢血管は拡張し、血圧は低下する。これに伴い交感神経活動の亢進が起こり心拍数は増加し、血圧も維持される。また、皮膚温の上昇が温熱中枢を刺激し発汗を促進させる。発汗による脱水も血圧低下に関与するものと思われる。
一方、より高温(43℃)の入浴では交感神経活動が亢進し、血圧と心拍数が増加する。しかし、血管拡張作用に対する代償機構が作動しないと著明な血圧低下が起こる。入浴による不快感(酔ってしまう、身体の調子がくずれるなど)は温熱刺激に対する代償機構の乱れによるが、心理的反応も関連しているものと思われる。
より安全な入浴方法としては、湯温と浴室環境温との温度差を少なくすることや脱水を防ぐことである。また、入浴による循環動態の変化は水位により影響を受ける。心疾患を有する人は入浴による静水圧に基づく静脈還流の増加が心内圧を上昇させるため、首までの入浴は避け、胸(乳首の高さ)ぐらいの入浴が適当とされている。

 

風呂からあがるとしばらくしんどい。

健康人では、入浴による温熱効果は手足の血管を拡張し、循環機能を改善します。しかし、高齢者や心臓病のある人ではこの作用による血圧低下がおこり、そのため入浴事故が発生することが有ります。この作用は温浴に用いる湯温によって異なり、38-40℃の中温浴では血圧には大きな変化はありませんが、42℃以上の高温浴では入浴中から血圧は低下し、出浴後さらに下降します。
また、冬季の脱衣室や浴室の寒さに加え、高い湯温の温熱刺激により入浴直後血圧は上昇しますが、入浴中に逆に急激な下降を来たします。この様な急激な血圧変動が、健康人に比べ高齢者で高血圧症の人では大きいと言われ、血圧下降により重要な臓器(脳や心臓など)への血液供給が不十分(虚血)となります。
ご質問の症状はかかる変化によるものと考えます。
対策としては、湯温を41℃以下に設定し、長時間の入浴や血圧が下降し易い飲酒・飲食直後の入浴を避けて下さい。

 

昼食抜きで帰宅し、酒を飲んで風呂にはいったあと、急に倒れて意識を失った。その時間は数秒間であったと思う。

急に倒れて数秒後に意識が戻っており失神と考えられます。
失神は頭に行く血液の量が減ることによって起こり、種々の原因がありますが、ご質問の状況では起立性低血圧が最も考えられます。このほか、不整脈による失神の可能性も完全には否定はできません。
一般には、立つことによって下半身に血液が溜まり、心臓に戻る血液が減って一瞬血圧が下がりますが、すぐに交感神経からの刺激によって血管が縮まって血圧が上がるため立ちくらみや失神には至りません。
本例では、昼食抜き、恐らく夕食も食べずに、お酒を飲まれたとすれば、アルコールの吸収が早くなります。アルコールは慢性的には血圧を上げますが、急性の効果としては血管を拡げて血圧を下げます。さらに、入浴後は、同じく血管が拡がります。このように血管の拡張が強い場合に急に立ち上がったり立ったままの姿勢で長くいると、すでに血圧が下がっている上に、交感神経の効果が不十分なため血圧がさらに低下し、頭に行く血液が減って失神・転倒を生じやすくなります。倒れてしまえば、血圧が戻り意識が回復します。

 

朝散歩のあとシャワーを浴びて朝食をとった。その後調子がよくない。

朝起床後は交感神経の緊張が高まるため心臓患者さんは要注意です。
カテコールアミンという交感神経の働きを媒介するホルモンが増加し血圧や脈拍が上がったり、心臓の筋肉に栄養を送る冠動脈が痙攣しやすくなったりするからです。
また、人間は夜、大量の発汗をするといわれていますが、起床後は血が濃くなって固まりやすくなります。このため狭心痛や不整脈といった心臓発作が起きやすくなります。統計的にも急性心筋梗塞や突然死が午前中に好発するのは良く知られています。さらに熱いシャワーを浴びることは血圧の変動が大きく、また摂食行動も咀嚼筋や消化管への血流を増やすため共に心臓の負担になります。
散歩をはじめとする運動は心臓病の原因となる生活習慣病、すなわち、高血圧、糖尿病、高脂血症の予防に重要であり、また既に心筋梗塞に罹患している人にとっても再梗塞防止に有用です。でも早朝の運動はこのような問題をはらんでおり、注意が必要です。

 

トイレに行ってから気分が悪くなった。

「トイレに行く–」ということには、排便、排尿、あるいは早朝に歩く動作をすることのうち少なくとも一つが、何らかの症状を引き起こすことです。また「気分が悪い」という漠然とした症状も、狭心症、不整脈、副交感神経反射による除脈・低血圧などが考えられます。
まず排便が引き起こす症状について考えてみます。便秘が続き、便が堅くなったり、量が多くなると、排便が困難となり、血圧が高くなり、脈拍が早くなります。こうなると心臓の仕事が急激に増えることになり、心臓の筋肉を栄養する冠動脈に狭い場所あるときは、狭心症を起こすこととなります。狭心症の症状は典型的な場合、胸が重くなったり圧迫されて苦しくなるのですが、ただ気分が優れないと感じる患者さんもおられます。
また冠動脈が狭くなっている箇所はなくても、冠動脈が痙攣して、血流が低下して、狭心症を起こすこともあります。冠動脈の痙攣は迷走神経が活発になる夜中や早朝に起こりやすいのです。軽い冠動脈痙攣が起こっているとき、安静にしていると症状は起こらなくても、労作が加わると、狭心症が起こることがあります。
また排尿や排便がきっかけとなって不整脈が起こることもあり、このときも気分が悪くなります。
特殊な例として、排尿時失神があります。これは高齢者に、排尿時または後に迷走神経反射が起こって、血圧低下と脈拍低下を来します。ふらっとしたり、失神したりします。
いずれにしても、危険な病気がある可能性がありますので、早急に診察を受けて下さい。

 

末の息子が結婚したとき、お嫁さんに息子をとられたような気がして,それから体の調子がよくない。

質問者が男性か女性か判りませんが,きっとお母様からの質問だろうということでお答えします。
あなた自身が、お嫁に入られた時のことを思い出してください。
あなたのお姑さんも、息子が結婚した時には、きっと今のあなたと同じ心境であっただろうと想像されます。あなたのご主人の場合も、ご両親の庇護の下に、あなたという伴侶を得て、立派におなりになったのですから、これから同じように独り立ちなさろうとしている若い息子さんご夫婦を暖かい眼差しで見守ってあげて下さい。息子さんにもパートナーが必要なのです。多分、末っ子で親元を離れられた最後のお子さんなのでしょう。可愛さも他のお子さん以上だったのではないかと思われますが、とりあえずは、お住まいが近いのであれば、よく往き来をするように、遠いのであれば、電話などでよく連絡などするようにと話し合われた上で、あなた自身もだんだんと子離れしていかないと、かえって子どもたちに煙たがられる存在になりかねません。
歴史は繰り返すものなのです。

 

健康診断で高血圧と言われたが、いつもは血圧は正常である。

高血圧症は収縮期血圧(上の血圧)が140mmHg以上で拡張期血圧(下の血圧)が90mmHg以上の両方を満たす場合に高血圧症と診断されます。それではいつ測った血圧で判断するのでしょう?
実は血圧の値は多かれ少なかれ変動するものなのです。極端な場合、恐怖映画を見て怖い思いをしている最中に血圧を測ると日頃の血圧よりもずっと高い数値となります。これほど極端でなくても血圧は時々刻々変化しますし、睡眠中や朝のうちは日中の活動時間帯よりも低いことが多いものです。
実際には病院で測定する血圧は日頃の血圧よりも高くなることが良く知られており”白衣高血圧”と呼ばれております。つまり多くの患者さんは病院では精神的緊張があるので高い血圧を示すわけです。
もちろんこれは病気ではなく、重要なのは一過性に上昇した血圧ではなく”日頃の”血圧なのです。従って、いつもは血圧が正常であれば高血圧ではないと考えて差し支えありません。

 

季節の変わり目には全身がだるく食欲がない。

人は多くの場合、季節の変わり目には体調不良を訴えやすいものです。
そこで季節の変化に合わせた生活の調整が必要となります。そのためには、あなたの生活状況をしっかりと把握することが大切です。
まず、あなたがどこに住んでいるのか。どのように生活しているのか。規則的な生活を送っているのか。仕事は規則的な勤務であるのか、あるいは交代制の勤務であるのか。食事の偏りはないか。アルコールの飲み過ぎはないか。定期的な運動をしているのか。慢性の病気や職業病を持っているのか。睡眠薬を常用していないか。ひとたび非常に疲れてしまったり、食欲が減退したりすると、イライラして、精神的にも不安定になってしまうものです。こうして、徐々に身体的のみならず精神的にもストレスがたまってきます。そこで、いずれにしても自己管理が大切になります。
具体的な例を下記に挙げます。

・冬に風邪をひかないように、加湿器で乾燥を防ぎ、マスクをする。
・花粉症があるのなら、その季節の1-2ヶ月前から抗アレルギー剤をのむ。
・冷え性なら、夏、クーラーに気をつける。 等々です。

 

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