JECCSでは日本における緩和ケアへの知見の向上と実践のための活動を行っています。
緩和ケアを推進するAIPEACSと協力し、緩和ケアを目的としたオーストラリア研修や専門ナース研修を行っています。
Australian International Palliative Education and Consultancy Services (AIPEACS) works in partnership with you to develop customised palliative care education and consultancy to ensure your team and organisation provides the best possible client care.
We will assist you to create an environment to ensure your team comes to work every day wanting to make a difference for those they care for.
As well as specialising in the Australian environment we also have strong partnerships within Japan, which enable us to support the growth of palliative care from the Japanese context.
私たちオーストラリア国際緩和ケア教育およびコンサルティングサービス(AIPEACS)の仕事は、お客様に最高の緩和ケアを提供するため、皆様と協力して緩和ケア教育と相談業務を皆様のご要望に沿った形に策定することです。
私たちは、緩和ケアを少しでも良いものにしたいとの強い思いで職場で日々努力することができるような環境作りを支援します。
私たちは、オーストラリアにおけるこの分野の専門の機関ではありますが、同時に日本国内の様々な機関と密接な協力関係を築いておりますので、日本の実情にあった形で緩和ケアプログラムを育成することができると考えています。
緩和ケアに関する教育プログラムは、皆様の施設、組織のご要望に基づき調整い たします。 ワークショップは1~2時間、もしくはそれ以上の時間を設定できますし、皆様の スタッフのご要望に合うようカスタマイズいたします。
私たちAIPEACSでは、それぞれが緩和ケアの専門家として幅広い経験を備えてお り、限られた時間枠や求められる成果に応じたサービスを提供いたします。 私たちは、皆様のご希望に確実にお応えできるようパートナーとして互いに協力 し共に働くことを基本としております。
緩和ケアとは、生命を脅かす病に関連する問題に直面している患者とその家族のQOLを、 痛みやその他の身体的・心理社会的・スピリチュアルな問題を早期に見出し的確に評価を行い対応することで、 苦痛を予防し和らげることを通して向上させるアプローチである。
(日本語定訳:2018年6月緩和ケア関連団体会議作成)
私たちの団体、臨床心臓病学教育研究会(JECCS)は、1985年に設立以来、30年以上にわたり医師、看護師や薬剤師、 その他の医療専門職に対して循環器疾患やがんなどの生活習慣病についての教育、啓発活動に取り組んできました。Julie Paul氏とTim Paul氏はがん患者や循環器疾患患者に対する緩和ケアに早くから取り組んでこられました。日本を度々訪問 され、日本の各地で教育研修活動を行っておられます。そのような中で、我々JECCS研修センターにも何回も訪問して いただき教育研修の機会をいただきました。Julie Paul氏とTim Paul氏は大変人柄もよく、誰にでも分かりやすく教育 をされることで定評があります。
JECCSではJulie Paul氏の主催される緩和ケアトレーニング・プログラムに日本全国から応募してきた循環器専門ナー スの中から、2009年より毎年4~5名を選抜してオーストラリアへ派遣しています。受講者の評判は大変素晴らしく、今 後もこのプログラムを継続していく予定です。このプログラムの受講者の中から訪問看護師として各地で活躍する人た ちが増えています。
我が国の65歳以上の高齢者人口は3,500万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)は、2016年現在で27.3%となり 、我が国は現在世界一の高齢社会です。今後この割合はさらに高くなり、高齢者が一人で安心して生活できる環境を整 備することは喫緊の課題です。私はJulie Paul氏が主催されている緩和ケア研修を、循環器疾患やがん患者、その他高齢者 の緩和ケアを志しておられる方に自信を持ってお勧めします。
緩和ケアに対する取り組みの一環として、緩和ケアブログを1ヶ月に1回程度の頻度で公開していきます。
ご質問等がございましたら、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。