聴診部位ではそれぞれ症例によって特徴のある音を聴診することができます。心電図のモニタリング、動脈の触診、静脈の視診をしながら、人間同様のタイミングで音の聞き分けができます。脈や呼吸によるモデル本体の動きと、心音・呼吸音・心電図すべてが連動することにより、生体と同じ状態を再現します。
初学者が難しいと感じるポイントの一つであるS3/S4の聞き分け。まずはトレーニング症例からはじめると、耳が慣れて聞き分けられるようになります。
呼吸副雑音と心音/心雑音が組み合わさった症例は、心音だけの聴診と比較すると難易度が格段に上がります。新しく追加された副雑音症例で、より臨床に近いトレーニングができます。
頻度が高い合併症症例が搭載されており、幅広いレベルの学習者がトレーニングできます。聴診部位ごとに音を組み合わせて、症例を作成することもできます。
患者を診察する一連の流れの中で、総合的な診断を学ぶためのシナリオが5つ装備されています。卒後・専門医レベルでも使用できる、充実した内容です。
Case 1 大動脈弁狭窄症
Case 2 急性冠症候群
Case 3 僧帽弁閉鎖不全症
Case 4 大動脈弁閉鎖不全症
Case 5 大動脈弁下部狭窄症