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髙階理事長の自叙伝『わたしのパスかる!』連載開始(No.1)

今回から、【理事長ブログ】のページで、「わたしのパスかる!」を連載いたします。

ジェックスの設立者で理事長の髙階經和先生が、お生まれになった1929年から現在進行中の研究成果まで、90年を超える人生と研究をみずからまとめておられます。

内容はもちろん、読み物としても大変興味深い「自叙伝」となっています。ぜひお楽しみください!  (連載内容の目次はこちら) 

髙階先生の経歴はこちら 

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わたしのパスかる!
           ーわたしの歩いてきた道ー    (連載第1回)

ジェックス理事長 髙階 經和

【はじめに】

NHKの 特別番組『みんなでパスかる!』(2021年5月3日)をみた。各分野から選ばれたご5名の参加者にオンラインで司会者が「今日は皆さんでパスかりましょう」と話し始めると、参加者の一人が「パスかるって何ですか?わたしにはよく分からないのですが・・」司会者「ああそうでした。(パスカルの定理)というのはご存知ですよね?中学校の頃に物理で習ったと思うのですが」参加者「ええ」と全員頷いている。「パスカルの原理とは密閉物体に加わった力は、その力を変えることなく全体に伝わるという理論でしたね。今日はその定理を利用して三つの場面で、皆さんに考えていただき、一つのテーマについて色々な解決法を考えて頂こうと思っています。つまり〝発想の転換のコツ〟を考えて行こうという企画なのです。」参加者の一人が「つまり発想ゲームですね?」と発言した。

参加者がそれぞれの立場で考え、どの発想が一番良いかを5名の参加者に決めさせるというユニークな方法であり解決に導くという知的な好奇心をくすぐる番組であった。それがヒントとなりわたしは自分の半生を振り返ってみると随分いろいろな経験をしてきたことに気が付いた。その経験がわたしを成長させてくれたのも事実であり、幸いにも青年時代から書き続けた日誌をもとに今日まで歩んできた道を辿ってみた。すると本書に登場する主な「わたしのパルかる」を経時的に追うと、以下の様になった。

第‐1 心膜水腫貯留メカニズムの解明

第‐2 心疾患と掌紋の関係

第‐3 日本初の卒後研修プログラム

第‐4 2,391例の症例を読影し解析

第‐5 初心者向きの心電図と心臓病ガイドブック

第‐6 心臓聴診シミュレータ「さゆり」

第‐7 平成の出島と「スピリット」

第‐8 心臓患者シミュレータ「イチロー君」

第‐9  可伸展型ダイアフラム聴診器の誕生

第‐10  iPax(聴診訓練用アプリ)の誕生

                                ・・・次回に続く

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