わが国では糖尿病患者が増加し続けているが、これは社会の急速な超高齢化が進行し、それにともない高齢糖尿病患者が増加したためである。
このように高齢者糖尿病はとてもありふれた病気となってきたが、若年者の糖尿病とは違う問題がある。高齢糖尿病患者では非糖尿病高齢者に比べて筋肉量が減少しており、その機能が低下している(サルコペニア)。また、加齢により増加する疾患に骨粗鬆症があるが、糖尿病患者では非糖尿病患者より骨折をおこしやすい。サルコペニアや骨粗鬆症を意識した高齢者糖尿病における診療への取り組みは、糖尿病の治療目標である「健康な人と変わらない日常生活の質(QOL)の維持、健康な人と変わらない寿命の確保」のために重要である。
講師:金綱 規夫先生(大阪医科大 内科学I助教)
司会:神出 計(ジェックス理事)
日時:平成31年2月23日(土)
午後3時~4時30分
場所:ジェックス研修センター
大阪市淀川区西中島4-6-17 新大阪シールビル4階
受講料:無料(会員でない方:2,000円)
申込は不要です。
直接会場にお越し下さい。
(大阪府医師会生涯研修システム登録研修会)
(大阪府薬剤師生涯教育研修制度認定研修会≪5単位≫)
※大阪府薬剤師会会員の方は受付で薬剤師章をご提示ください。
※一般の方(元医療従事者を除く)の受講はご遠慮ください。
共催:公益社団法人臨床心臓病学教育研究会
武田薬品工業株式会社