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心電図データベース

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症例102 生下時より健康であったが3歳児検診で心雑音を指摘された5歳の女児

女性/5歳

問題

【症例提示】
5歳の女児である。生来健康に暮らしていたが、3歳児検診で心臓に雑音があると指摘され、専門医を紹介され、1979年8月に当クリニックを受診の際に記録された心電図がこれである。

 

心電図1

心電図1

解答と解説

【臨床経過】
 外見は健康であるが、胸部触診によって胸部第2肋間・胸骨右縁にスリルを触れた。聴診の結果、同部位において収縮期・拡張期に亘って漸増漸減性の連続雑音(Levine 分類IV/VI度)を聴取したため「動脈管開存」と診断し、心音図に記録した。
 
全学童期であり、両親にも手術の必要性について説明を行った結果、2か月後に神戸大学医学部第2外科で動脈管切除術を受け、無事退院した。術後経過は順調であったが、心電図所見では「完全右脚ブロック」を呈した。
 

心電図2

心電図2

 

心電図3

 心電図3

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