症例3 主訴:動悸、呼吸苦 男性 50歳 2008.1

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症例3

主訴:動悸、呼吸苦

男性 50歳 2008年1月掲載分

解答・解説

症例3の解答と解説

P波が存在せず、細動波、完全に不規則なリズムの上室性のQRS波が認められ心房細動と診断できる。翌日洞調律に復帰した。血液検査にて甲状腺機能亢進症判明したためメルカゾール内服。甲状腺機能が正常化してからは発作はまったくない。甲状腺機能亢進症は潜在性であっても心房細動発症のリスクは高くなるので、心房細動では必ず甲状腺機能亢進症の可能性についてチェックすることが必要である。

天野利男(ジェックス理事)

 

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高血圧、糖尿病にて加療中の患者。いつもの発作があり救急外来受診。
抗不整脈薬の注射で脈拍数が100~120pmから80~90bpmに低下し、自覚症状に改善がみられたときの心電図である。

 

出題:天野利男(ジェックス理事・天野内科循環器科院長)

 

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