2001年度夏季大学
『21世紀のより良い医療を目指して』
■ご案内
1956年 Hollender は医師ー患者関係の基本モデルとして、救急現場では能動者ー受動者型、入院中には指導者ー協力者型、外来診療では相互参加型の3種類があると提唱しました。医療が高度専門化し医療者が非常に多忙になり、医療事故も頻発するようになり国民は医療に不信を抱いています。現代ほど医療において安全性の確保が叫ばれている時代はないのではないでしょうか。またハイテク技術が臨床に導入され、医療者と患者の距離は肌のぬくもりを感じる距離から遠くなり、心の通った人間関係とはほど遠いものになってきています。
しかし医学がどれほど進歩しようと、医療の最大の役割は患者の心の支えであり、自然治癒能力による病気からの回復であると考えられています。今こそ医療者としての見識を持ちつつ毅然たる態度で患者に臨み、患者の権利を尊重し、患者が自己管理を行えるように充分な医療情報を患者に提供し、インフォームド・コンセントを取得することが必要な時代と思います。
本年の夏季大学では、田辺 功先生に医療上の問題点を明らかにしていただき、清水とよ子先生には患者がどのような医療サービスを受けることを望んでいるのかを問題提起していただき、木野副会長から現場の医師として悩んでいる点について話題提供していただく予定にしております。
午後は「より良き医療者と患者の関係を築くための提言」というテーマでシンポジウムを企画いたしました。
| 日時: | 2001年7月22日(日)午前9時50分〜午後4時 |
| 会場: | 中之島インテス(大阪市) |
| 参加費: | 1500円(昼食代含む) (当日会場でお支払いください。) |
| 申込み方法: | 電話・FAX・E-mail でどうぞ。 電話 06-6304-8014 (木・日・祝・土午後を除く8:30〜17:00) FAX 06-6304-8014(24時間受付) |
■プログラム
| 9:50 | 開会の辞 (社)臨床心臓病学教育研究会 会長 高階 經和先生 |
| 10:00 | 講演『不思議の国の医療』 講師:朝日新聞東京本社 編集委員 田辺 功先生 |
| 10:50 | 講演『患者の求める医師像』 講師: 千葉大学教授 医療消費者ネットワーク「MECON」代表 清水 とよ子先生 |
| 12:30 | 昼食 |
| 13:30 | シンポジウム 『より良き医療者と患者の関係を築くための提言』 座長: (社)臨床心臓病学教育研究会 会長 高階 經和 先生 シンポジスト: 田辺 功 先生 清水 とよ子先生 中野 次郎 先生 木野 昌也 先生 他 当研究会役員 |
| 16:00 | 終了 |

